平成2年その生涯を終える。享年100才。最後まで自分の歌碑建立を拒んだ彼が、最後にして許した歌碑が故郷、保渡田の「群馬県立土屋文明記念文学館」の庭に、まるで天の文明を見上げるが如く建っている。
「青き上に 榛名をとはのまぼろしに 出でて帰らぬ 我のみにあらじ」