幕府統制の行き届かなかった近隣の村々を、「天保の大飢饉」から私財をなげうって助け、二十歳過ぎには、子分その数30を超えたともいわれる。 上州群馬国定村のブラックヒーローとは、どんなツワモノだったのか。