ちょびぃ｜ナビ｜お参りすれば変わったご利益・不思議群馬特集～

プレイ中、持ち込めるクラブ数は、言わずもがな14本まで。
ゴルファーは、その14本を鍛え、体に馴染ませコースに出る。
一本一本のクラブに想いをよせ、「あそこのコースでは、このスプーンはこうだった」とか、「あそこでは5番アイアンでも打ちすぎちゃうんだよね」とか...うんちくが、おありのことと思う。

場合によっては、自分の腕ではなくクラブやコースはもとより、中には仲間のせいにする方までおられる。それもよろしかろう。

「ゴルフは人生によく似ている」
マテリアルとしての14本のクラブと考えればそれでも済んでしまうが、群馬県安中市にゴルフ観音が鎮守する。

今度のゴルフのついでに、お参りしてはいかが？

お釈迦様が、この世におられた当時、雨期の間は外にでて修行する事ができないので、寺に集まって修行を行う。
お釈迦様の教えによる制度規則に従って大勢の僧侶が集まり、仏道修行に精進するということから、これを「結制（けっせい）」という。
曹洞宗では、この結制法要は最高の式であり、この儀式を行うことで初めて住職は、大和尚という最高の法階資格の取得を許可される。

世界で唯一の「ゴルフ観音」は、この結制法要を記念し、平成二年秋に建てられた。14という数字は、お釈迦様が悟りをひらいた時の根本原理「八正道」と「六波羅蜜」に由来する。
ちなみに、こちらには「ゴルフ八正道」なるものがあるという。まさに「ゴルフは人生によく似ている」。