渋川伊香保ＩＣからは、国道17号を渋川伊香保方面へ。「中島三差路」を渋川市内へ左折。渋川駅を右手に見て、また左折。
10分ほど昇ると、右手に「伊香保システィーナ美術館」や、小高い岡の上に「渋川スカイランドパーク」の観覧車が見えてくる。観覧車からは、関東平野はもちろん、谷川岳をはじめとする群馬の山々が一望できて、気持ちが良い。

次の「明保野」の交差点を左折。
「大野」の交差点を過ぎたら、案内看板にしたがって右折。

99年オープン。フェアウェイは広くゆったり。バックティーからは７０１９Ｙ。
初心者から女性、上級者まで楽しめる設計。客層も意外と若く、女性人気も高い。

歴史は浅いものの、接客や料理にもきめ細かい心遣いで、快適に楽しむことが出来る。
比較的天候に恵まれることが多く、東に赤城山、眼下に広がる関東平野を眺めながら気持ちよくラウンドできる。

時間が許せば、伊香保名物「湯の花まんじゅう」や「竹久夢二伊香保記念館」、「オルゴール館」などを見て廻りたいところ。

「明保野」の交差点まで戻ったら左折。伊香保までは5分。

「竹久夢二伊香保記念館」と「オルゴール館」は併設されており、いっぺんに見て回れる。
20分間隔で、アンティークオルゴールの生演奏も開催される。

「湯の花まんじゅう」は、その場で蒸かしたてを食べると病みつき。「清芳亭」は「夢二記念館」を出たすぐ並び。お土産にも喜ばれる。

「夢二記念館」から榛名方面へ400ｍ。伊香保グランドホテルを左にみたら、次を右折して小野上村方面へ。
8ｋｍほど下り、「岡崎」の交差点を左折し、1ｋｍほど走ると「箱島の湧水」の看板がある。

澄んだ清らかな名水は、１日3万ｔも湧き出し、都心からも名店のシェフがその水を求めて通う。
一口含めば、ゴルフの疲れも癒されることだろう。

和歌山龍神温泉、島根湯の川温泉と並ぶ、三大美人の湯の一軒宿。
泉質は、ふわふわした湯の花が浮かぶ硫黄石こう泉。ｐＨ8.4　湯温35℃と肌にやさしく、適度なイオンが肌への洗浄効果、保湿効果を高め、ぬるめのお湯が保温効果を高め、湯上り後は、肌がさらっとする。
のんびりと秘湯の露天風呂につかり、ゴルフと旅の疲れがとれたら、今日のスコアをつまみに、ゆっくり食事。お上のもてなしや、気さくなご主人の人柄も、心温まる。

昨日来た道を中之条へもどる。
途中原町で、金星酒造の辛口地酒「山廃吟醸」などを土産にいかが。

そのまま145号を高山村・沼田方面へ。
この道は「日本ロマッチック街道」の一区間。
長野県上田市を起点として軽井沢を過ぎ、群馬県草津町、 沼田市などを経て栃木県宇都宮市に通ずる全長３５０kmの街道。 四季を通じドイツ的自然景観が楽しめる。

ロックハート城はスコットランドの貴族の古城を、そのまま日本に移築したテーマパーク。
一旦足を踏み入れると、ロマンチックな気分にひたれる。1日いても見切れないほど。

帰りは145号から120号沼田ＩＣに乗り、安全運転でご帰宅の予定。

群馬には「みそパン」なるものがある。「焼まんじゅう」をご存知なら、あの甘辛の味噌をフランスパンにはさんだ、なんともユニークなパン。
元祖は、お隣沼田市の「フリアン洋菓子店」。帰りの高速道路の車中のおつまみにもどうぞ。市内120号沿いにある。
また、沼田方面は地酒酒造も多く、永井本家「利根錦」、大利根酒造「左大臣」など、小瓶で何種類か飲み比べれば、きっと口に合った銘酒が見つかるはず。